文部科学大臣の「身の丈に合った受験」発言から考える投資先としての日本

千春

先生、文部科学大臣の「身の丈に合った受験をすればいい」ってどういうことですか?


みさえ

経済格差=教育格差を容認した残念な発言ね。


先日、萩生田文部科学大臣の「身の丈にあった受験」発言は多くの反響がありました。

ここで言われている「身の丈」とは、学力のことではありません。

なんと家庭の経済力を指しているのです。

教育の機会均等を謳った教育基本法はどこへ行ったのでしょう?

小泉純一郎元総理の唱えた「米百俵」の精神では、国づくりは教育からではなかったのか。

経済的な理由による教育格差を是正するのが政治家の仕事ではないのか。

ただでさえ少子高齢化によって衰退しているのに、これではますます日本は国際競争力のない国になってしまいます。

マネー・カフェでは国際分散投資を推奨しています。

しかし、その投資先としての日本をどうするかについて、しばしば悩んできました。

今回の「身の丈に合った受験」発言やその他の国策に全く将来への展望が見えないのです。

この際、投資先としての日本を排除しようかと考えるようになりました。

分散投資の基本は4資産

国際分散投資は資産の種類と地域によって4つに分けた投資対象を基本にしています。

その4つとは、

  • 日本株式
  • 日本債券
  • 外国株式
  • 外国債券

ここでいう外国とは主に日本を除く先進国を意味します。

この4資産で自分のリスク許容度に合った運用割合を決めていきます。

例えば4資産を均等に25%ずつとかです。

リスク許容度に合った割合とは?

一般に株式はハイリスクハイリターン、債券はローリスクローリターンです。

また、外国の資産には為替リスクが存在します。

世界経済は上がったり下がったりしながら長期的には右肩上がりに成長しています。

そのことを考えると、全財産を株式で運用するのも間違いではありません。

けれども、長期的にはリーマンショックのような経済危機が必ず起こります。

ハイリスクハイリターンの資産は値段の振れ幅が大きいので、下がるときも大きく値段が下がります。

運用に慣れた人なら、逆にこのような状況が資産を大きく増やすチャンスだと考えることができます。

しかし、運用の初心者がこのような局面に遭遇すると多くの場合、運用から撤退することになってしまいます。

そのようなことを防ぐため、個々のリスク許容度に合わせた資産配分にしていく必要があります。

10年以上運用期間がある場合、全資産のうちの株式の割合が50%くらいが標準的かとおもいます。

あまりリスクを取りたくない人は30%くらいから始めるといいでしょう。

マネー・カフェでのお勧め資産配分

マネー・カフェでそれなりにリスクが取れる人へのお勧め資産配分は

  • 日本株式 20%
  • 日本債券 30%
  • 外国株式 40%
  • 外国債券 10%

でした。

これから、仮に日本への投資をやめる場合を考えてみます。

日本への投資をやめる場合といっても株式はやめますが、債券はやめないほうがいいと思います。

なぜかというと日本債券は値下がりしにくい上に為替リスクもないので株式が暴落したときに、資産全体の減少幅を抑えてくれるからです。

  • 日本株式 0%
  • 日本債券 30%
  • 外国株式 60%
  • 外国債券 10%

このような資産配分にすれば、リスクは変わらず収益性はより良くなるのではないかと考えます。

千春

なるほど。iDeCoの積立てはこの割合でやってみようかな。


みさえ

しばらくこの配分でやってみようと思います。