家計見直しの決定版!ベテランFPがガチで伝授する節約のポイント
この記事のポイント
  • 家計の見直しは保険や住宅ローンなど固定費の見直しから取りかかる
  • 食費はむやみに削らず、予算額を決めて守るようにするとよい
  • 自分に合った家計簿アプリを使うとよい

こんにちは、うりぼうです!

「節約したい!」「家計を見直したいけれど、どこから手をつけていいかわからない」

このようなお悩みを持つワーキングウーマンのため、ベテランFPの私、うりぼうが渾身の家計見直し術をお伝えします。

この記事を読んでできそうなことを実践すれば、あなたもすぐに節約できて家計に余裕が生まれますよ!

家計見直しの意味

そもそも、なぜあなたは「家計の見直しをしたい!」と思ったのでしょうか?

「家計が赤字だからなんとかしたい」「ムダ遣いをやめたい」など、きっかけはいろいろあると思います。

しかし、絶対に忘れてほしくないことがあります。

それは、家計の見直しの最終的な目的は、「しっかりとお金を貯めること」だということです。

つまり、必要なお金を確実に準備するために、無駄な支出を削って貯蓄に回すお金を増やし、お金を貯める仕組みを作るということです。

決して節約をすることそのものが目的ではありません。

このことを踏まえ、ムダな支出を減らして必要なお金をしっかり貯めていきましょう。

ノーストレスで支出を抑える方法

収入を変えずに貯蓄に回すお金を増やすには、当然支出を減らしていかなくてはなりません。

では支出の何から見直せばいいのでしょうか。

最初に見直す支出の項目は固定費

家計の支出は固定費と変動費に分けられます。

固定費は住宅ローンやインターネットの通信費など、定期的に一定の金額がかかる支出のことです。

これに対し、変動費は食費や医療費などその都度変動する支出のことです。

固定費の見直し効果はずっと続く

たとえば、食費の節約をしようと思ったら、ずっと努力をし続けないと効果は出ません。

けれども、保険などの固定費を見直すと一度の手間でその効果はずっと続きます。

もちろん食費の節約は大切ですが、まずは固定費の削減で確実に支出を減らしましょう。

項目別固定費見直しのコツ

生命保険の見直し

毎月の生命保険の保険料を払いすぎの人は多く、見直すと大きな支出削減につながる可能性が高いです。

生命保険は結婚や子どもの誕生など、家族の状況が変化したときには保障内容を見直し、過不足がないようにしておきましょう。

生命保険のチェックポイントは次のとおりです。

  • 保障内容
  • 保険期間
  • 保険料
  • 保険料払込期間

例えば、マイホームを住宅ローンを組んでゲットした場合、団体信用生命保険に加入します。

そのため、住居費分の保障は必要なくなるため、保険金額を減らすことができます。

また、最近では、生命保険の貯蓄性が下がっています。

保険を貯蓄目的では活用せず、保障のみで考えることをおすすめします。

自動車保険の見直し

自動車保険も保険料を安くするには次のような方法があります。

  • 対象のドライバーに家族限定、夫婦限定などの条件を付ける
  • 車両保険をエコノミー(補償内容が限定される)にする
  • 車両保険に免責(自己負担あり)を付ける

また、通販型自動車保険などに変えることで保険料が安くなる場合もあります。

自動車の維持費の見直し


自動車はそのものを買うのにお金がかかるだけでなく、車検代、自動車税、ガソリン代、駐車場代など多くの維持費がかかります。

通勤通学に使用しないなど利用頻度が低い場合は、自動車を持たない選択肢も検討しましょう。

また、維持費の安いハイブリッド車や軽自動車に買い替えるのも一つの方法です。

インターネット料金の見直し

2020年から、コロナ渦でテレワークや学生のリモート授業など、家庭内のインターネット利用が増えました。

インターネットの通信費を節約したいと考える人が多いのではないでしょうか。

インターネットの料金を節約するために、現状の契約プランをよく確認しましょう。

場合によっては、より安くて回線スピードなど条件の良い業者への乗り換えも有効です。

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携帯電話料金の見直し

携帯電話の料金プランは適宜見直しましょう。

最近は、格安SIMの普及が進みました。

個人的にはよほどの事情がない限り、大手キャリアを利用している人は格安SIMに乗り換えたほうがいいと考えています。

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住宅ローンの借り換え

一般に住宅ローンの借り換えは、残債が1,000万円以上で、返済期間が10年以上あり、借り換え後の金利差が1%以上ならば、メリットがあるといわれています。

その条件を満たしていなくてもメリットの出るケースもありますので、銀行のWEBサイトなどでシミュレーションしてみましょう。

交渉して住宅ローンの金利を下げてもらう

住宅ローンの借り換えは同じ金融機関ではできません。

借り換えが面倒な場合、現在取引中の金融機関に住宅ローンの金利引き下げの相談をしてみることも選択肢の1つです。

必ず成功するとは限りませんが「金利を下げる相談をしたい」と申し出れば、交渉をすることは可能です。

交渉に成功すれば、毎月の返済額を減らすことができます。

住宅ローンの繰り上げ返済

手元にまとまった資金があれば、住宅ローンの繰り上げ返済をすることで利息が節約できます。

繰り上げ返済には、毎月の返済額は変わらず返済期間が短くなる「期間短縮型」と返済期間を変えずにに毎月の返済額を減らす「返済額軽減型」があります。

総支払額が少なくなるのは「期間短縮型」ですが、「返済額軽減型」で毎月の家計負担を減らすこともメリットがあります。

教育費の見直し

「子どもには好きな道を進ませたい」と思うのが親心です。

そのため、他のことは我慢しても教育費だけは節約したくないと考える人も多いのではないでしょうか。

けれども、家計を圧迫してまで教育費をかけるのは親子双方にとっていいことではありません。

限られた収入の中で、教育費の上限も決めるようにしましょう。


サブスク課金の見直し

毎月課金の音楽や動画の配信サービス、習い事、新聞、スポーツジムなどサブスクリプションは、ひとつひとつが低額なため、そのままにしてしまいがちです。

けれども、総額が意外に高額になっている人は多く、見直し効果は高いといえます。

通わなくなったスポーツジム、飽きてしまった配信サービスはありませんか?

不要なサービスは解約し、浮いたお金を貯蓄に回しましょう。

変動費の見直し

固定費の見直しの次に変動費を見直します。

食費の見直し

一般的に、変動費の中で最も金額が大きい項目が食費です。

マネー雑誌などに載っている食費の節約術を真に受けてムリに削ることは健康面などからおすすめできません。

目安となる金額を知って、あなたの家計で毎月の食費の予算を決めて管理していきましょう。

みんなの食費はいくらくらいなのか?

一般的に各家庭の1か月の食費はいくらくらいかかっているのでしょうか。

そこで、2019年(令和元年)総務省の家計調査の結果から世帯人数別の食費の平均額をご紹介します。

【世帯人数別1か月の食費と手取りに対する食費の割合】

世帯人数 1か月の食費 手取りに対する食費の割合
単身 4万4,348円 16.0%
2人 6万7,823円 16.8%
3 7万4,790円 15.83%
4人 8万2,980円 16.29%
5人 9万0,575円 17.66%
6人以上 9万4,752円 19.32%

出典:総務省家計調査家計収支編(2019年)世帯人員・世帯主の年齢階級別1世帯当たり1か月間の収入と支出より作成
※手取り額は実収入の80%で計算

いかがでしょうか?

4人家族で約8万円と、節約術で紹介されている家計よりは多いですね。

安心安全な食品で家族が健康に生活することを考えたら、過度に食費を削ることはおすすめできません。

これらの金額を大幅にオーバーしているようなら、原因を考えて改善していきましょう。

光熱費の見直し

光熱費についても、光コロナ禍のリモートワークやオンライン授業の影響で家で過ごすことが増えた結果、電気代やガス代が大幅に増えた悩みを多く耳にします。

冬は1年で1番電気代のかかる時期です。

新しい生活様式で本格的に在宅が増える場合、光熱費を細かく節約するより新電力などの導入を考えたほうがいいかもしれません。


節約とともに考えたいお金についての習慣

「先取り貯蓄」でお金の貯まる仕組みづくり

「毎月の生活費から残ったお金を貯金する」のと「お給料から決まった金額を貯金してしまい、残ったお金で生活する」のは、どちらがお金が貯まりやすいでしょうか?

答えはもちろん、「お給料から決まった金額を貯金してしまい、残ったお金で生活する」ほうです。

このやり方を「先取り貯蓄」といいます。

具体的には、給与天引きの財形貯蓄やiDeCoやつみたてNISAを活用するのがいいでしょう。

この方法なら意志の弱い人でも簡単にお金を貯めることができますよ。

変動費はカード払いにしない

「ポイ活」は今や当たり前の世の中になりました。

クレジットカードはポイントが貯まるのでほとんどの支払いをカード払いにする人も多いです。

しかし、洋服や食料品などの変動費にあたるものをカード払いにすると、しっかり予算管理ができないと使い過ぎになりかねません。

保険料など毎月の金額が決まっている固定費はカード払いでポイントを貯め、変動費は現金や即時決済のカードでのやりくりがおすすめです。

家計簿アプリを取り入れる

家計簿をつけるのもムダな支出を減らして貯蓄を増やすためです。

労力ばかりかかって貯蓄につながらないなら、家計簿をつけるのはやめたほうがいいとさえ思います。

今は、優秀で使いやすい家計簿アプリがあるので、自分に合ったアプリを試してみるといいでしょう。

マネーフォワードMEは連携している金融機関も多く、自動で収支が「見える化」します。

家計の見直しは固定費から

家計の見直しで最初に手を付けるのは固定費です。

固定費が削減できれば見直し効果が長く続き、手間もかかりません。

家計の見直しを効率的に実行するには自分に合った家計簿アプリを活用するのも一つの方法です。